「計算・関数」Microsoft Office Excel 2007
四捨五入するには(ROUND関数)
Excel(エクセル)の計算結果で小数点が発生する場合、「セルの書式設定」でセルが「数値・通貨・会計」のいずれかに設定されている場合、表示上は四捨五入した整数で表示されます。SUM関数(合計)などの計算を実行した場合、実際は計算結果の小数点で計算を行うため、表示されている数字の合計と違うことが発生します。そのため、小数点を「四捨五入、切り上げ、切り捨て」にする関数が必要になります。
表示されている数字の計算結果が合わない理由
「24」が正しいハズ・・・
表示上、見えてないだけで、
実際は小数点を含んだ計算
が行われているため
小数点以下を四捨五入するには(ROUND関数)
リボンの「数式」タブをクリック
「数学/三角」をクリック
メニューから「ROUND」関数を選択
関数を実行する値または数式を入力
例:セル「A2」*セル「B2」
小数点の桁数を設定
「OK」をクリック
関数によって求められた結果
小数点が四捨五入された
ため、合計が「24」に変化
しました。
ROUND関数の書式
セル「A1」の値 | =ROUND(数値,桁数) | 計算結果 |
---|---|---|
123.45 | =ROUND(A1,0) | 123 |
123.45 | =ROUND(A1,1) | 123.5 |
123.45 | =ROUND(A1,-1) | 120 |
123.45 | =ROUND(A1,-2) | 100 |
Excel2007四捨五入するには(ROUND関数)関連
切り上げするには(ROUNDUP関数) 【計算・関数】
切り捨てするには(ROUNDDOWN関数・INT関数) 【計算・関数】
エラー値の種類 【計算・関数】
小数点の桁数を揃えるには 【書式設定】
関連カテゴリ内
切り捨てするには(ROUNDDOWN関数・INT関数) 【計算・関数】
エラー値の種類 【計算・関数】
小数点の桁数を揃えるには 【書式設定】
関連カテゴリ内